“平針”の歴史についてのページです。
平針には、平安時代以来の歴史を持つ、針名神社や秋葉山慈眼寺という史跡があります。奈良時代から鎌倉時代前期にかけて、この地域は「猿投古窯群」と言われる陶器生産の一大産地でした。
江戸時代には駿河街道(岡崎街道・平針街道)の宿場が開かれ、交通の要衝として栄えました。
明治時代から第二次世界大戦前までは水田耕作に加え養蚕が盛んになり、亜炭・京土・磨砂を産出する、豊かな村でした。
昭和40年代より、水田を埋め立てたり、山林を切り開いたりして宅地開発が進められ、昭和53年の地下鉄開通により人口は激増しました。そして名古屋郊外の住宅地となり、現在に至ります。